時間よ止まれ
 
流れる雲、揺れる水面
夜明けの空に心打たれる
時間よ止まれ
僕は君のそばを離れない
 
昔と今
 
昔と今が出会った
昔は今にこんなはずじゃなかったと言う
今は昔にこれはみんなお前のせいと言う
未来は遠くで、そんなのどっちでもいいと嘆いた
 
君がいた夜
 
ある冬の寒い夜に
僕は君にふいに出会った
それまで色を帯びることのなかった街が
君の周りだけ鮮やかに輝いていた
 
流星の尾
 
流れ星が尾を引く
ほんの0コンマ何秒の瞬き
思いがけない光を見た僕の幸せは
それより少しだけ長く、尾を引いた
 
行き交う人々
 
行ってらっしゃい、お帰りなさい
行き交う人々、すれ違い
昨日も今日も、そして明日も
橋はいつもみんなを見ている
 
僕は君
 
君は僕で、僕は君
いつか来る終わりは考えずにおこう
この愛おしい瞬間を
しっかり捕まえて逃すんじゃない
 
朝に思うこと
 
こうしてここにいられるのは
君がいつも僕を支えてくれたから
この気持ちはうまく伝えられないけれど
これまでも、これからも、ありがとう
 
会えるかな
 
あの流れ星に乗って
君はどこへ旅立ったのだろう
僕もいつか、君に会えるかな
また、君の笑顔に手を伸ばしたい
 
もう一人の僕
 
鏡に写る世界では
何もかもがあべこべ
もう一人の僕はあちら側で
どんな人生を謳歌しているのだろう
 
家路
 
右から左へ橋を渡る
家路を急ぐ人の群れ
一つ、また一つと部屋に明かりが灯る
「お疲れさま」と僕はつぶやく
 
月の声
 
ささやくような優しいその声は
聞こえそうで聞こえない
「もっとそばにおいでよ」
僕は月に手を差し伸べる
 
キラキラ
 
輝く街の光を見ていたら
なんだか心がキラキラしてきた
そうやってみんなが放つ光が
街をキラキラと輝かせていた
 
落日
 
沈む夕日を見ながら
幸せに感じる人、悲嘆に暮れる人
いつかヒーローになりたいと願う人
そんな人たちが織りなす街の未来
 
心の波紋
 
同じように見える昨日と今日だけど
今日は昨日より少しだけ素敵だったはず
僕は自分にそう言い聞かせ
波紋を描く心を静める
 
夜明け前
 
ジョギングをするおじさん
太極拳をするおばさん
もうすぐ朝日が街を照らす
それまで僕も準備運動をしておこう
 
東京の星
 
明け方の夜空を見上げたら
いつもよりたくさんの星が見えた
みんなまだ寝ている
得したと思った瞬間、あくびが出た
 
あてのない旅
 
車に乗り、高速を駆ける
目的地は決めない
君と過ごした日々を思い出を
はるか彼方に振り切るために
 
花火
 
ドーンと打ち上げ花火
後が続かなきゃ意味がない!
そんなツッコミを入れる僕は
花火の設計図すら、まだ未完成
 
深呼吸
 
朝の澄んだ空気を深く吸い込む
僕の頭の中の霧が晴れて朝日が差す
まだ何もしていないのに
何かを成し遂げた気分になる
 
リセットの朝
 
朝は何度でも来る
昨日の失敗は忘れて
後悔は窓から投げ捨てて
スイッチをリセットしてもう一度走ろう
 
朝日
 
朝日は決して沈まない
だから私は夕日より朝日が好き
そんな君の言葉を思い出した
僕も上を向いてがんばるよ
 
レース
 
追い付いたり追い越されたり
くよくよしてたらキリがない
今、この瞬間を味わおう
いつかきっとゴールは見えてくる
 
長い夜
 
流れる雲に乗って
世界中をひとっ飛び
長い夜はいつまでも続く
僕は空想の旅を満喫する
 
ふたり
 
何かに迷うことがあったら
今来た道を、僕と一緒に歩き直そう
僕も迷ってばかりで役立たずかもしれない
でも、ふたりのほうがきっと強くなれる
 
未来
 
みんな、幸せでいてくれるのかな
僕は笑顔でいられるのかな
君は夜にぐっすり眠れているのかな
心配だらけの未来。でも、待ち遠しい未来
 
 
All the framed prints are available in 2L, A4, A3 and A2 at Island Gallery in Kyobashi, Tokyo, Japan.
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