静かな夜
 
風、雲、月、船。
そして、橋の消灯。
敵が多いほどやりがいがある。
スカイライン

太古の昔からそこにあり続けるもの。
常に変化し、変わりゆくもの。
雄大さと儚さをの対比を記録したいと思った。
静かにたたずむ朝

ピリピリと冷える冬の空気。
東の空に夏の星座が上ってきた。
予期せぬ出合いに寒さを忘れた。
写心

東京の夜空と朝の光を同時に撮る。
それは僕が心の中でずっと考えていたこと。
だからこれは写真ではなく「写心」。
光の雪

夜が明け、喧騒が少しずつ戻る。
忙しく道を行き来する車が、
朝の明かりに、雪のような灯りを降らせた。
ダイヤの王冠

人が灯す光と、
星明かりの輝き。
贅沢な都会の宝石。
ハンター

存在を認め合い、
お互いの領分は侵すことなく、
それぞれに獲物を待った朝。

 
輝くとき

朝の光が橋を包む。
いちばん好きな時間。
冬の寒さを忘れる瞬間。
谷間を行く
 
多くの人が働くオフィス街。
真上を見つめていたのは、
僕と僕のカメラだけだった夜。
流れ
 
流れる星空、流れる道。
強い風まで流れてきて、
僕の三脚が倒れそうになった夜。
力強く
 
こんなに真っ直ぐなものは、
人間にしか作れない。
俺を信じて前に進め!という感じ。

 
野球場の朝
 
一人、朝が来るのを待った。
夜明けの青を眺める特等席。
誰もいない河川敷の野球場。
25人が歩いた夜
 
ここは自由の国、ニホン。
自由すぎる仲間と歩いていたら、
いつの間にか、僕一人になっていた。
おかえり
 
いつも帰る場所がある幸せ。
当たり前になるとすぐに忘れる。、
それはかけがえのない大切なもの。
ながれ雲
 
昼と夜の境目は、
なんでこうも美しいんだろう。
都会の灯りもこれにはかなわない。
 
月夜
 
深夜の満潮前。
それまで波立っていた川面が、
月を出迎えて静寂に変わった。
見上げる
 
真下から見上げてみたら、
宇宙と交信するための塔に見えた。
M78星雲はどこだろう。
 
前日に夢で見た光景が、
そこに広がっていた。
朝の色、一日の始まりの光。

 
終わりは始まり
 
人生は「始まり」と「終わり」の繰り返しで、
それは、最後の最後まで続く。
振り返って悩んでいる暇はない。
渋谷のオリオン
 
真夜中の街を歩くようになったのは、
写真を撮るようになってから。
今ではオリオンとも、すっかりなかよくなった。
 
誰もが浮かれる桜の夜。
仲間たちの談笑。カップルのささやき。
ほんの一週間だけの、桜のほほえみ。
待つことの意味
 
誰かの帰りをじっと待つ。
じれったい時間。夢見る時間。
今夜は、何をして過ごそうか。
地上の星
 
何気なく上った歩道橋から、
ナスカの地上絵もびっくりの、
大きな光の星が見えた。

 
都会の王国
 
動物たちの群れが、
闇夜に浮かび上がる。
ここは東京、サバンナの真ん中。

 
 
ふ頭に並ぶコンテナ群を見て、
僕は東京にいるのが好きだけれど、
どこかに旅をするのもいいな、と思った。
All the framed prints are available in different sized (2L is the smallest) at Island Gallery in Kyobashi, Tokyo, Japan.
額装写真(2Lより各サイズあり)を販売中。詳しくはアイランド・ギャラリーまで。
 
(C) 2014, 2015 Takahiro Yamamoto, Island Gallery.  All rights reserved.

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